行政書士試験に2回不合格!3回目の正直で合格する方法とは?

行政書士試験に2回不合格!3回目の正直で合格する方法とは?「落ちる型」を破壊する自己変革の全記録

またダメだった……。あんなに勉強したのに、なぜ180点の壁が越えられないんだ

行政書士試験に2回連続で不合格になるという経験は、想像を絶するほど過酷なものでしょう。1年目は「まだ初心者だから」と自分を許せても、2年目は違います。積み上げた知識、費やした時間、そして「今年こそは」という周囲への宣言。それらすべてが崩れ去った瞬間の絶望感は、経験した者にしか分かりません。

行政書士試験は10人に1人しか合格しない試験なのですから、2回連続不合格になること自体は珍しいことではありません。

しかし、3回目の挑戦を考えているあなたに、あえて厳しいい事実を突きつけます。2回落ちた今のあなたは、「実力不足」ではなく、学習の「型」そのものに致命的なバグを抱えている可能性が極めて高いです。

同じやり方で3年目を迎えても、また同じ結果で痛い目に合う可能性が高いです。3度目の正直で合格を掴むために必要なのは、努力の量を増やすことではありません。これまでの2年間で染み付いた「既習者という属性」を一度リセットし、合格する脳へとOSを入れ替えることです。

1. 【自己診断】なぜあなたは「2回」も落ちてしまったのか?

まず、なぜ2回も不合格になったのか、その原因を分析しましょう。多くの再受験生が陥る「落ちる属性」は、主に以下の3つに集約されます。

① 「分かったつもり」の罠:知識の解像度が低い

テキストを何周も読み、YouTube講義も何度も聴いた。だから「内容は理解している」と思い込んでいる。これが最大の罠です。本試験で問われるのは「なんとなくの理解」ではなく、「条文の正確な要件と効果」です。

解説を読んで「あぁ、そうだった」と思うのは、単なる既視感であり、実力ではありません。自力で真っ白な紙に論理構成を書けないのであれば、それは「分かっていない」のと同じです。

② 知識の「ドーナツ化現象」:基礎を舐めている

2年目ともなると、マニアックな判例や、めったに出ない細かい通達に詳しくなります。しかし、その一方で「代理」や「時効」といった民法の超基本原則や、行政手続法の条文を正確に暗記することを疎かにしがちです。

本試験で合格者と不合格者を分けるのは、難問が解けるかどうかではありません。「合格者が絶対に正解する基本問題」を1問も落とさない精度を持っているかどうかです。中心(基礎)が抜けたドーナツのような知識では、180点の壁は絶対に越えられません。

③ 過去問の「答え」を暗記してしまっている

同じ問題集を何度も回すと、問題を見た瞬間に「答えは③」と脳が勝手に反応します。これは学習ではなく、単なるパターン認識です。

「なぜ③が正解で、他の選択肢がなぜ誤りなのか」を、条文や判例の根拠に基づいて説明できなければ、少し角度を変えられた初見の問題で必ず痛い目に合います

2. 【科目別修正】3年目にやるべき「脳のOS」の入れ替え戦略

3年目の学習では、これまでの勉強法を一度リセットし、科目ごとに「攻め方」を変える必要があります。

行政法:暗記の「精度」をプロレベルまで引き上げる

行政法は、行政書士試験の「稼ぎ頭」です。ここで112点中80点以上を取ることを目指していきましょう。

あなたは、行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の「手続きの流れ」を、パズルのように完璧に整理できていますか?

「準用規定」を曖昧にしていませんか?

3年目は、条文を「読む」のではなく「暗唱する」レベルまで追い込んでください。行政法は、理解よりも「正確な照合能力」を問われる科目です。もちろん、一言一句間違えずに覚える必要はありませんが、何が書かれている条文なのかを正確に把握していくことが重要です。

民法:論理の「プロセス」をみっちり追う

民法は「暗記」の通用しづらい科目です。問題文を読んだ瞬間に「図」を書き、登場人物の利害関係を整理し、適用される条文を導き出す。この一連のプロセスを、徹底的に鍛え直してください。

特に、債権法や親族・相続といった分野は、社会経験が少ないとイメージが湧きにくいものです。3年目は、「自分はこのトラブルの当事者だったらどう主張するか?」という視点で、条文・判例のロジックを深掘りしてください。

記述式:キーワードを「削らない」訓練

2回落ちた人の多くが、「記述式で部分点しか取れなかった」と嘆きます。記述式の採点は非情です。必要なキーワードが1つ抜けるだけで、大幅に減点されます。

3年目は、40字の枠の中に「要件・効果・理由」を、採点者に減点する隙を与えないほど緻密に詰め込む練習をしてください。自分の言葉ではなく、常に「法的な用語」で書き切る。これが記述式36点越えの鉄則です。

3. 既習者が陥る「サンクコスト」を断ち切る勇気

3年目最大の敵は、「これまでの自分のやり方」への執着です。

教材をあえて「一新」する

使い古した、書き込みだらけのテキスト。愛着はあるでしょうが、3年目は思い切って最新の教材に買い換えることを検討してください。

見慣れたページは、脳が「もう知っている」と判断し、思考を停止させます。真っ白なテキストに、新しい気持ちで知識を書き込んでいく。この「リセット」こそが、脳を活性化させ、見落としていた基礎を発見させるきっかけになります。

何よりも法改正に対応した教材を使うことが重要であることを知っておいてください。

YouTube講義を「問いかけ」として使う

講義動画を漫然と聴くのは時間の無駄です。講師が「ここで〇〇はどうなりますか?」と問いかけられたとき、事例に解説が出てたきたときに動画を止めてどうなるのかを考えて答えを出しましょう。

答えられなければ、その分野は「未習」と同じです。動画をインプットの道具ではなく、「自分の穴を見つけるための試験官」として活用してください。

4. 3度目の正直を掴むための「年間タイムスケジュール」

3年目だからといって、直前期だけ頑張ればいいという考えは捨ててください。長丁場を戦い抜くための、属性に合わせたスケジュールが必要です。

期間 学習テーマ 具体的なアクション
初期(~4月) 基礎の完全解体と再構築 既習のプライドを捨て、民法・行政法の基礎用語を「みっちり」定義から覚え直す。
中期(5月~8月) 圧倒的なアウトプットと弱点補強 過去問10年分を完璧にする。正解した問題も「根拠」を説明できるまで繰り返す。
直前期(9月~11月) 記憶のメンテナンスと記述対策 模試を週1ペースで受け、180点を超えるための「時間配分」と「記述の型」を体に叩き込む。

インサイト: 3年目の受験生は、中だるみが最大の敵です。「まだ時間がある」という余裕が、本試験当日の数点の不足に繋がります。毎日1時間でもいいから、法律の条文に触れない日を作らない。この「しぶとさ」が、最後にあなたを救います。

5. メンタル管理:3年目のプレッシャーを「覚悟」に変える

「今年落ちたら、もう後がない」
そんな恐怖が、試験が近づくにつれてあなたを襲うでしょう。しかし、考えてみてください。2回落ちたという経験は、裏を返せば「この難関試験から逃げなかった」という、あなたの強さの証明でもあります。

モチベーションを「仕組み」で代替する

「やる気」は天気に左右されます。3年目のあなたは、やる気に頼ってはいけません。

「朝起きたらまず問題を1問解く」「通勤電車ではこのアプリを起動する」。勉強を、歯磨きや食事と同じレベルの「生理現象」にまで落とし込んでください。感情を無にし、淡々と作業をこなす。その先にしか合格はありません。

不合格の「属性」を破壊せよ

あなたは「2回落ちた人」ではありません。「2回分の失敗データを蓄積し、合格に最も近い場所にいる人」です。自分へのレッテルを貼り替えてください。これまでの2年間があったからこそ、あなたは他の初学者には見えない「試験の深淵」が見えるようになっているはずです。

6. 独学+α:3年目で「情報の質」をアップグレードする

独学で2回落ちたなら、情報の取り方を変えるべきです。完全に予備校に入る必要はありませんが、「プロの視点」を部分的に取り入れることは、3年目の突破口になります。

  • 最新の法改正情報を死守せよ: 古いテキストを使っていると、民法や個人情報保護法の改正箇所で確実に失点します。ここは絶対にケチってはいけない部分です。
  • 模試は「自分のバグ」を探す場所: 模試の判定に一喜一憂するのは素人です。3年目のあなたは、「なぜこの問題を間違えたのか? 知識の欠如か、読み飛ばしか、それとも論理の飛躍か?」という、自分のミスを徹底的に分析(デバッグ)するためのデータとして模試を活用してください。

まとめ:3度目の正直。11月の試験会場で「別人」として戦うために

行政書士試験に2回不合格になったという事実は、決してあなたの能力を否定するものではありません。ただ、これまでのやり方が「180点という基準」に適合していなかっただけです。

3年目の今年は、これまでの自分を捨て、みっちりと基礎を積み上げ直し、精密な機械のように問題を解く自分へと進化してください。舐めずに挑み、謙虚に学び、最後は圧倒的な物量で180点の壁をねじ伏せる。

合格した瞬間、これまでの2年間の苦しみは「最高の成功物語の伏線」に変わります。試験会場で、周囲の受験生が震えている中、あなたは「自分は誰よりもこの試験を知っている」という不敵な笑みを浮かべてください。

3度目の正直は、偶然ではなく、あなたの「変革」によって引き寄せるものです。アザヨビは心から、あなたの合格を応援しています。頑張っていきましょう!

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